1食目『牛肉バルplot〜肉ボルケーノ〜』
青年会の誇る「デブ部」が、懐かしいあのお店から行きたいと気になっていたお店まで、天理のグルメをご紹介します。
どんな世界にも王様がいる。
動物界では、ライオン。
宝石界では、ダイアモンド。
サッカー界では、ペレ。
では、食材の王様は何か?
私の頭の中にいくつかの候補が浮かぶが、その中でもひときわ輝きを放つのが、今回のグルメリポの主役「牛肉」である。
天理駅から徒歩5分。
本通りから少し脇に入った路地にある「牛肉バル plot」にお邪魔した。
バルとは、スペイン語で、バー(酒場)と食堂が一緒になった飲食店のことを指す。
店内はまさに、バーのオシャレさと食堂の居心地の良さが程よくマッチしていて、「天理にもこんなお店があるんだ」とビックリした。
店長のベベ(あだ名)さんは、「小、中、高と学生時代を過ごした天理で、仲間と再会できる場所をつくりたい」と思い、このお店を始められたそうだ。
ベベさんにおすすめの一品を聞くと、「牛肉ボルケーノ」を薦めてくれた。
山盛りのローストビーフの上に熱々のチーズをかけるという、我々デブ部にとって最高の料理だ。
話を聞いただけでヨダレが止まらないので、即決で注文することにした。
運ばれてきたプレートには、想像以上の量のローストビーフが盛られていた。程よく赤身の残った牛肉の山は、爆発寸前の火山である。
そこに少し黄色がかった熱々のチーズのマグマが、かけられていく。
まさにボルケーノ!
あふれそうになる唾液をすすりながら、チーズが噴火する様を眺めているだけで、もはや幸せである。
味覚だけでなく、視覚でおいしいと感じさせる料理だ。
完成した「牛肉ボルケーノ」。
冷めてしまっては、料理に失礼になるので、早速一口いただく。
この表情である。
噛んだ瞬間、まず口の中に広がるのは、チーズのクリーミーな香り。
ローストビーフ独特の肉の臭みが苦手という方もいるかも知れないが、その臭みをチーズが消し去ってくれており、牛肉の甘さが一層が引き立っている。
チーズの香りが落ち着くと、牛肉が主張を強めてくる。硬すぎず柔らかすぎない歯応えは、肉を食べていることを実感させてくれ、噛めば噛むほど、牛の味があふれてくる。
ここで赤ワインを一口。
完璧なマリアージュ。
ただただうまい。最高である。
気がつけば、かなりの量があったローストビーフが、あっという間になくなってしまった。
ご馳走様でした。
最後に店長のベベさんに、お店のPRポイントを聞いた。
「うちの店は、ワインとステーキもおすすめです!誰でも気軽に利用できる店ですので、ぜひお越しください!」
今回お邪魔した「牛肉バル plot」。
男同士でも、デートでも使える、オシャレで居心地のいいお店だった。
ぜひ一度、行って「牛肉ボルケーノ」を食してみてもらいたい。
P.S.この後、食欲に火が付いたデブ二人が、取材とは関係なく注文しまくったのは内緒である。
(デブ部サウナ部長)
◯牛肉バル plot
住所 奈良県天理市川原城町267-1
電話 0743-85-6129
営業時間 17:00~23:30(L.O.)
定休日 火曜日
予算 2000円〜3000円
ホームページ https://nikubal-plot.gorp.jp/
◯お得情報
HAPPY HOUR 17:00〜19:00 ドリンク半額
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