
Day6 活動報告
活動最終日。この日は、HINOKISHINキャラバン初の試みとなる「あおぞら日本語教室」を2つのチュムチョン(集落)で開催した。午前と午後に分けて行われた教室には、地域のこどもたちが大勢集まってくれた。
「こんにちは」「ありがとう」といったあいさつの言葉を一緒に練習し、さらにお母さんへの感謝の気持ちを伝える表現も学んだ。最後にはお供えを一人ひとりに手渡し、こどもたちの笑顔が教室いっぱいに広がった。
教室の後には、派遣活動の締めくくりとなるお願いづとめを勤めた。この数日間の活動で出会った方々のたすかりを願い、隊員一同、心を一つにして手を合わる。
夜には慰労会が開かれ、共に汗を流した仲間たちと活動を振り返るひとときに。笑いあり、涙あり。それぞれの胸に刻まれた6日間の思い出を語り合いながら、派遣活動最後の夜は温かな空気に包まれた。
国境を越えて届くもの
「自分が自分がという我を出すのではなく、おやさまのお供をするんだという気持ちで臨みました」
たったの1週間。しかしその間に顔見知りになった人は数え切れず、毎日訪問させてもらう通い先もできた。おやさまのお供をするという姿勢を貫いたからこそ、たくさんの方におさづけを取り次がせていただけたのだと、その隊員は振り返る。
最後のお別れを告げに訪ねると、皆が口々にタイ語でこう伝えてくれた。「あなたに幸運が訪れることを祈っています」。
「こちらが祈りに行ったのに、逆にこちらを祈ってくれる。タイの方たちはとても人生に余裕を持っているように感じました」。
生活環境は決して恵まれているとは言えない。しかし、日本に比べて厳しい環境にいるからといって不幸だと決めつけるのはあまりに早計だ。タイ語の意味はわからなくても、こちらを思ってくれている気持ちは確かに伝わってきた。出会ったすべての人に感謝。それがこの隊員の偽らざる思いだった。
また別の隊員は、親神様のご守護を天気を通して感じさせてもらえたと語る。
「すべての通い先の方たちに『次にタイに来たら、また訪れてください』と言ってもらえて、本当に嬉しかったです」
通い続けた日々が、確かな絆となって残った。その絆は国境を越え、言葉を越え、これからも隊員たちの胸の中で生き続けていく。











隊長所感
午後5時、最後の12下りのお願いづとめを終えた隊員達は達成感と感謝の気持ちでいっぱいであった。
「あおぞら日本語教室」には、チュムチョン(集落)に住むこどもたちが38人も来てくれた。この日に向けてひたすら声をかけ続けて来た我々にとってはたまらなく嬉しい気持ちで教室を開始。
「こんにちは」「ありがとう」「いってきます」
簡単な日本語を楽しくわかりやすく教えていく隊員達の目は最後の最後まで輝いていた。
時間いっぱいまでこどもたちを楽しませた後は、時間が許す限りにおいがけに周り、おさづけやお話のお取り次ぎに誠真実を尽す。
「日本に帰っても、あの人のたすかりを願います。」
HINOKISHINキャラバンは終わりを迎えるが、一れつきょうだいのたすかりを祈る心に終わりはなさそうだ。
おさづけ件数 13件

100回という節目に、仲間とともにおぢばへ帰る。式典、前日行事、前夜祭、総会関連企画の情報を特設ページで順次公開しています。