FRAGRA GIRL MAY
Q. 天理での思い出深い場所について聞かせてください
A. 私は、高校時代と寮幹事時代、合わせて6年もの間、天理教校学園に関わらせていただきました。
その期間を過ごしたひとすじ寮は、私にとって家のような場所でした。お道のことや悩みごとなど、なんでも相談できる友達ができたのはひとすじ寮に入ったおかげです。
さらに、教校学園は素敵な先生ばかりでした。そんな先生方に教えていただけたおかげで、人の救かりを神様にお願いできるようになりました。教校でお道の勉強をしていたから、おぢばに足を運ばせてもらおうと思えるようになったのです。
初めて1人で本部神殿を参拝したときは、緊張や恥ずかしさから、端に座って小さな声でコソコソとおつとめしたことを覚えています(笑)。
Q. 普段、意識されていることはありますか?
A. 言葉を大事にしています。
高校時代から、ひとすじ寮の寮長先生の生徒や幹事に対して話す言葉がとても温かく、相手のことを想っていないと出ないなと感じていました。
寮長先生のような人になれるよう、今は自教会で女子青年として勤めながら、周りの方にあったかい愛のある言葉をかけられるように努力しています。
Q. 今、力を入れていることはありますか?
A. 教会で取り組んでいる子ども食堂です。最近では少しずつ地域に根付いてきたと感じています。先日はある方から「おもちゃを使ってもらえませんか」と寄付していただいたことがありました。だんだんと頼ってもらえるようになってきてうれしいです。
今後はさらに、大変な家庭の親御さんや「孤食」をしている子ども達、ヤングケアラーと呼ばれる子達に届けられるよう頑張ります。
モデル 宮内皆子
カメラ 深谷重孝
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